
熊本工が高校野球九州大会ベスト4進出!センバツ出場へ前進
2025年10月28日
鹿児島の神村学園、大分の明豊など甲子園常連校の選手たちも名を連ねる、九州3県の高校野球選抜チームが、熊本県営八代野球場に集結。選手間の交流や競技力の向上を目的に、初めて3県合同での交流試合が実施されました。
熊本選抜は大分選抜と対戦。1回、大分商業の最速148キロの好投手、平田玲翔を攻め立て、2アウト1・3塁とし、5番・開新の二宮がストレートをセンター前にはじき返すタイムリーで、熊本選抜が先制します。
その後も7番・熊本国府の井出尾がライト前にタイムリーを放つなど、相手のミスも重なり、この回一挙5点をあげます。
投げては、有明のエース・斉藤が緩急を使いながら、テンポ良いピッチングを披露。5回を投げ、1失点と好投します。

有明・斉藤遼汰郎投手
「相手チームは県を代表する選手ばかりで、自分の強みでもあるインコースのストレートで押せたところが良かった」
最後は東稜のエース平田が3人で締め、熊本選抜が勝利しました。

■熊本選抜 7-2 大分選抜
熊本工業・井藤啓稀選手
「目標は甲子園で勝ち上がることなので、コミュニケーション取ることの大事さだったり、(県選抜レベルの)選手の力を見るという意味でも、良い試合になった」
熊本県高野連は、来年も選抜チームを編成し、交流試合を実施する予定だということです。
