
目指すは世界最高峰!「バロンドールとりたい」女子サッカー世界一の小学6年生
2025年11月6日
子どもたちに政治参加の大切さを伝える主権者教育。熊本県山鹿市の中学校では、政策を自ら練って競い合う模擬選挙がありました。
体育館に集まった子どもたちが熱心に話し合っているのは、子育てや教育、医療など、思い思いの政策です。

生徒
「義務教育の延長で、優秀な人材の確保」「難病の方への支援を増やしていきたいと思います」
山鹿市の鹿本中学校で実施されたのは政治参加のあり方を考える主権者教育の授業。コーディネーターを務めたのは、弘前大学の蒔田純准教授です。
授業を主催したのは、地元の山鹿市議会。市議会が主権者教育に取り組むのは、全国的にも珍しいといいます。

蒔田准教授
「市議会を通して、現職の議員さん、政治に携わっている政治家が、最前線で主権者教育を盛り上げる取り組みは非常に意義がある」
生徒たちは、グループごとに政党としての政策を練りました。100兆円という予算を、どの分野に配分するかも考えます。
生徒
「私たち『好誠党』は、農業改革を目標にしています。害獣対策を徹底して、地方の人たちが安心して農業や第一次産業に従事できる環境を作っていきたいと思います」
有権者となる生徒からの質問も飛び交います。
生徒
「害獣対策は、駆除以外の方法はないんですか」
思いを一票に託して、投票箱へ。そして、当選者が決まりました。

当選した鹿子木清志郎さん
「自分の考えをしっかり持って、一票にすることができて、うれしいし実感がわきました」