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2025年11月26日
アサヒグループホールディングスがサイバー攻撃を受け出荷が滞っている問題で、勝木敦志社長が謝罪しました。

「システム障害におきまして、多くのお客さま、関係先のみなさまに多大なるご迷惑をお掛けしていることを心よりお詫び申し上げます」
9月に発生したサイバー攻撃によるシステム障害で、現在も商品の受注・出荷などが滞っているアサヒグループホールディングス。
会見で、顧客や従業員などのおよそ191万件の個人情報が流出した可能性があると発表しました。
このシステム障害の影響を受ける熊本県内の卸売業者は、次のように話します。
(寺本酒販社長)
「アサヒ関連の商品で取り扱いの種類が700種類あるが、そのうちの150種類ほどが入手可能になっている。ただ、今でも、アナログな受注作業が続いていますので、注文した分が全部入ってくる状況ではない」
現在も、発注の6割ほどしか入荷できず、前日になるまで、入荷できるかわからない状況が続いているなか、忘年会シーズンが迫っています。
(寺本酒販社長)
「入って来るか来ないかわからないので、多く発注していて、倉庫には(酒類が)たまっている状況。これが、12月になると一気にさばけるので、どの時点で切れるか、見通しがつかない現状」
アサヒグループホールディングスは、12月から、システムによる受注を順次、再開させ、来年2月までの正常化を目指すとしています。