J3への降格が決まったロアッソ熊本の新監督に、鹿児島出身の片野坂知宏さんが決定しました。

　選手としてはサンフレッチェ広島や柏レイソルなどでプレーし、監督としては、J3だった大分トリニータをJ2、J1に昇格させたほか、J1ガンバ大阪を率いた経験もあります。

　ロアッソ熊本を運営するアスリートクラブによると、すべてのカテゴリーで監督経験があり、選手育成と勝利の両立が期待できるとして、オファーしたということです。

　片野坂新監督は「より粘り強く、より魅力的なサッカーをお見せできるよう、全力を尽くします」とコメントしています。

　また4日、大西遼太郎選手とバーンズ・アントン選手がKABを訪問し、シーズン終了を報告しました。

　今シーズン32試合に出場した大西選手は「ふがいないシーズンになってしまったので来年は結果で見返したい」と意気込みを語りました。

　ロアッソ熊本は、来年8月に開幕するシーズンでJ2復帰を目指します。