
水俣病公式確認70年 石原環境大臣が被害者らと懇談 認定基準の見直しなどを求める
2026年4月30日
水俣病の公式確認から70年となる1日、石原環境大臣と被害者団体との意見交換が行われています。
「途中でマイクの音声を切るという不適切な運営が行われたことにつきまして、改めておわびを申し上げます。大変申し訳ございませんでした」

石原宏高環境大臣は、2024年の懇談の場で、発言中にマイクを切られた松崎重光さんらと意見交換を行いました。
被害者団体側は、政府が4月に物価変動を考慮し、増額を閣議決定した水俣病被害者への療養手当について、高齢化による症状の悪化など被害者の実情に応じて見直すよう求めました。
これに対し、石原環境大臣は物価変動にあわせて、毎年見直しを行いたいと述べました。

水俣市では、午後1時半からエコパーク水俣で犠牲者慰霊式が行われます。
患者や被害者、遺族らに加えて、石原環境大臣、木村知事ら800人ほどが参列し、祈りの言葉を捧げる予定です。
熊本と鹿児島の認定患者2284人のうち、存命なのは202人で、今も認定や救済を求める人たちも同様に高齢化が進んでいます。
石原環境大臣が30日から始めた被害者団体との懇談は、救済策などをめぐって平行線をたどっていますが、前進が見られるのかも注目されます。