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2026年5月1日 18:33
水俣病公式確認から70年 教訓を次世代へ「誰一人取り残さない社会に」

 多くの犠牲をもたらした水俣病は公式確認から1日で70年の節目を迎えました。

 犠牲者慰霊式には、約780人が参列し、患者・遺族代表として認定患者の一人、緒方正実さんが祈りの言葉を捧げました。

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 緒方さん
「大切な家族を亡くしたり、自ら健康被害を受けたり、差別や偏見、そして地域の分断など世界に類を見ない公害を私たちは経験してきました」

 原因企業チッソがメチル水銀を含む排水を海に流したことによって引き起こされた、未曽有の公害。芦北町の漁師一家に生まれた緒方さんは、祖父を急性劇症型の水俣病で亡くしました。

 自身は、申請を10年続けた結果、2007年に患者として認定されました。いまは語り部活動にも取り組んでいます。

緒方さん
「私が思う水俣病の真の解決とは、すべての人たちが起きた出来事と向かい合い、心から反省し、教訓につなげることができた時だと思います。次世代の子どもたちに水俣病を教訓として伝えたいと思います」

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 教訓を次世代へ。慰霊式では、水俣市立久木野小学校6年の吉田泰さんが祈りの言葉を捧げました。

吉田さん
「水俣の良さをもっともっと理解し、これから出会う人々にこの素晴らしさを伝えていきたいと思います。正しく学び、正しく行動し、差別や偏見のない、誰一人取り残さない社会を作っていきます」

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