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2026年5月15日 11:30
一番人気はサクサク衣の天丼!震災乗り越えた創業70年の老舗「やまもとや」

 益城町安永にある「四季の味 やまもとや」。創業70年、地元の人々に長く愛されてきた日本料理店です。

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 隣町や東区から訪れる常連客が多く、「昔からのお客様もありがたいことに多いです」と店長の山本剛大さんは語ります。

「素材の味を」サクサク衣で

 豊富なメニューの中で、人気を集めるのが、「やまもとや天丼」。穴子、大海老、海鮮、野菜の天ぷらがどっしりと盛られた、食欲をそそる一杯です。

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 「なるべく薄衣で、タレも少なめにかけて、素材の味を味わっていただける天丼にしています。サクサク感があって、プリっとしたエビも入っています」と山本さん。価格についても「なるべくギリギリで抑えたい」と語ります。

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 さらに、中華料理店での勤務経験を持つ山本さんが提供する油淋鶏も人気を集めています。「衣がサクサクしてて、めっちゃ美味しい」「味付けがすごく優しくて、でも、しっかり味も付いてて美味しい」と評判です。

熊本地震、コロナ禍…家族で乗り越え

 家族4人で切り盛りしている「やまもとや」。2016年の熊本地震では、大きな被害を受けました。

 「前震の後、1週間くらいしたら再開できるかな」と、片付けを始めていたところ、4月16日の本震が直撃しました。

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 「裏の崖が崩れて、店が半分からパキッと折れたような状態になって、もう復活ができないような状態になりました」と、剛大さん。店舗は全壊し、一度はお店を閉めることも考えたそうです。

 しかし「なくなったら困る」「続けてほしい」という客からのあたたかい声が、疲弊した家族の背中を押しました。

 「父1人でも私1人でも多分できなかったと思うので、家族がいたから、力を合わせていこうと、踏み切れたんだと思います。『やっぱり、やまもとやがあると安心する』って言ってくれた時は本当にうれしかった」

 熊本地震から10年。コロナ禍という別の試練も重なりましたが、家族で乗り越え、ようやく地震前の状況に戻りつつあります。

 「食を通して復興に貢献したい」

 多くの困難を乗り越え、歴史と味を、家族で守り続けています。

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(「ランチにtouch」4月14日放送)

店名 四季の味 やまもとや
住所 益城町安永575-2
電話番号 096-286-2017
定休日 月曜日

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