
日本製紙八代工場で損傷した煙突の撤去作業進む 取引企業は数百社…地域経済への影響は
2026年8月24日
熊本地震の影響で、煙突が倒れるなどし、従業員ら9人が亡くなった日本製紙八代工場。1カ月が経った今も、地域のシンボルの再開の目途は立っていません。
「ついつい煙突を見てしまうというか、見るたびに地震で倒れたんだなと、やっぱりさみしい」
そう語るのは、日本製紙八代工場の近くで60年美容室を経営しているという男性です。

工場は地震の影響で5本の煙突のうち、3本が損傷。先端部分が折れた高さ110メートルの煙突の撤去作業を優先して進め、9月中旬までに完了したいとしています。

工場休止が地域経済に与える影響も懸念されます。
(八代商工会議所)
「メンテナンスの面であったり、運送の面であったり、かなり関連事業者がいらっしゃる」
工場に関連する企業は300社にのぼるとされ、今後、地域の雇用を維持できるのかと、周辺では心配する声が多く聞かれました。
八代市の小野泰輔市長は、もしも工場撤退となれば、地域経済が立ち行かなくなるとして、国に支援を求めています。