
震度7で被災の病院…深夜に患者127人を転院 10年前の熊本地震の教訓生かされる
2026年7月29日
熊本地震で甚大な被害を受けた、宇城市松橋町の熊本南病院が、再建の見通しが立たないことを明らかにしました。

(熊本南病院長)
「1階の柱は全部折れて、いつ倒壊するかわからない状況。ほとんど貯金もないような状況になっていて、この地震をまた受けて、なかなか再建は・・・ハードルが高いなという状況でございます」
26日、熊本県医師会の会見で語った熊本南病院の髙橋院長。

地震で建物が大きく損傷、断水するなどし、深夜に127人もの入院患者を、別の病院へ転院させる必要に迫られました。

県医師会の調べでは、被災した地域の163件の病院のうち、9割が通常診療に戻っていますが、3件は休止を余儀なくされ、熊本南病院を含む2件の病院が、このままでは閉院の可能性が高いとしています。
髙橋院長は、転院した入院患者の今後の受け入れ先確保が問題だとしています。