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2026年9月15日 19:34
告示まで2カ月切るも出馬表明はゼロ 11月15日投開票の熊本市長選

 熊本市長選挙の告示まで2カ月を切っていますが、いまだ、出馬の意向を表明した人はいません。

 進退を明らかにしていない現職の大西一史市長。13日、地震の被害が大きかった熊本市南区を訪れ、市民から困りごとや要望を聞き取りました。

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(大西市長)
「今、現時点で、意見交換をずっとさせていただいている状況ですので、まずは、しっかりお話を受け止めて、対応しなければいけないことを急いでやるということが非常に重要だと思っております」

 市民との意見交換会は、10月18日まで各地で予定されています。

 市長選の告示日は11月1日。立候補予定者向けの説明会は10月5日に迫っていますが、これまでに出馬の意向を表明した人はいません。

(市民)
「(大西市長は)まだ若いし、次も出てもらいたいとは思っていますけど」
「不安ですねなんか。わからないです」
「もしかして、福岡市の高島市長でしたっけ、次は出馬しないとおっしゃっているから、色々思うところがあるのかなと、出ないというのも考えているのかな」

 市長選の争点については、さまざまな意見が聞かれました。

(市民)
「今ちょうど地震の後だからですね、ちょっと、途中で変わるというのも心配ではありますよね」
「東京から引っ越してきたんですけど、朝晩の渋滞は東京並み。渋滞解消は何とか取り組んでほしいなと」

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 総事業費が最大1230億円に膨れ上がった市庁舎の建て替え問題についての意見も。

(市民)
「耐震性とか考えると必要なのかなとも思いますけど(総事業費が)膨らみすぎているから、見直す部分も必要じゃないかな」
「一つの判断材料にはなるかと思います」

 市長選をめぐっては、庁舎建て替えに反対する市民団体や共産党が候補者擁立に向けて模索を続けているとしています。

新庁舎問題と選挙…政治学者の視点

 くまもとLive touchコメンテーターで崇城大学の今井亮佑教授は「二度目の熊本地震を経験した市民の感覚は、新庁舎の整備自体は理解できなくもないけれど、それにしても1230億円もかける必要はないんじゃないかというものだと思う」と話します。

 さらに「選挙まで2カ月を切った現時点で誰1人名乗りを上げていない現状では、新庁舎整備をめぐる議論の深まりは期待できない。議論が深まらなければ、市民の理解も深まらない」と指摘しました。

 その上で「11月の市長選は、現行の新庁舎整備計画の是非を問う選挙には、残念ながらならないと思う」としました。

 また、復旧の進め方や災害に強いまちづくりへと焦点が移っていく可能性が高い中「別途、市民に民意を問う機会を設ける必要が出てくる」と述べました。

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