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2026年1月14日 18:51
生の芸術「アール・ブリュット」独創的な世界観を間近で 

 熊本市で「生(き)の芸術アール・ブリュット展覧会」が始まりました。障がいがある人たちの芸術活動の推進を目的としています。その独創的な世界観に驚かされます。

 色鉛筆のみで描いた世界のタワー。熊本県山鹿市の松本寛庸さんの作品で、東京タワーが2ミリほどの大きさの三角形を敷き詰めて表現されています。

 「アール・ブリュット」は正規の美術教育を受けていない人が生み出した独創的な表現のこと。11回目の開催となった今年も、熊本県内在住の25人の作家が手がける個性豊かな作品およそ160点が展示されています。

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 熊本市の藤岡祐機さんがはさみと紙のみを使い仕上げた作品。0.1ミリにも満たない間隔で切った折り紙が積み上げられています。

 熊本市の東矢宥斗さんは、樹脂粘土に絵の具で色付けし、動物の作品を制作しました。

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 また、今回は友情展示として韓国の4人の作家の作品も出展されていて、多くの人たちが訪れ楽しんでいました。

(キュレーター楠本智郎さん)
「正規の美術教育を受けていない分、自由な素材の使い方や技法を使っているので、作家の発想や形式にとらわれない表現手法を楽しんでいただければと思う」

 展覧会は1月25日まで、熊本市中央区の県立美術館本館で開催されています。

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