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2026年2月23日 19:25
ゆりかご当事者の男性と両親語る 家族の絆、地域の役割とは…

 親が育てられない子どもを匿名でも預け入れる「こうのとりのゆりかご」に3歳の時に預けられた宮津航一さんが、初めて両親と講演しました。

 「地域で育む子どもの命(みらい)」と題して開かれた熊本県玉名市の福祉団体の研修会。ゆりかご当事者の宮津航一さんと、ファミリーホームで航一さんを受け入れ、特別養子縁組を組んだ父・美光さん母・みどりさんが登壇しました。

父・美光さん
「何を教えるかというと、絆です。家族の絆は大事だって」

航一さん
「たくさんの人数で一緒に生活しているけれども、両親は私だけじゃなく、ほかの里子も含めて、その子と2人、ちゃんと親子の時間っていうのをたくさん作ってくれた」

 航一さんは、4年前に生い立ちを明かし、講演の場などでゆりかごへの理解を訴えてきました。

航一さん
「私の後に続く192人の子ども達や当事者家族、同じような境遇の人達が、少しでも社会の中で理解されて、受け止められて、歩きやすいような、そういう道を作れればいいなと」

 母・みどりさんは、様々な事情を抱えた子どもを育てた経験などについて語りました。

母・みどりさん
「ちょっとおせっかいやいて大丈夫?困っていない?と声をかけれられる、親身になってあげられるような、そういう人がいっぱいいる地域があったら、子どもも救われるんじゃないかと思います」

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