
濁った地下水…液状化で砂や泥が混入か 地震で被災した井戸の調査始まる
2026年8月19日
7月の地震で震度6強に見舞われた、熊本県八代市。鏡町では、多くの家屋が全壊するなど、大きな被害を受けました。
(津田さん)
「関連死なんかでも、今からだもんね、出てくるのは。もう疲れて。私たちなんかも、夜寝ても寝られないもんね」

全壊した自宅横の車庫で避難生活を送る津田さん夫婦。車庫に置かれた時計は止まったまま。あの時から状況は変わっていません。

(津田さん)
「先のことは見通せって言っても、そら無理だろうな。見通しはできない。なるようにしかならんから。見通しはたたん、まだライフラインさえ、できとらんとに。水さえ通らんとに…」
しかし、同時に周囲の温かさに触れる毎日だといいます。
(津田さん)
「最初はね、何もなかったんですよ。コンクリの上に“ござ”を敷いたくらい。コンクリートの上にね、うすい毛布を敷いて、そして“寝ござ”を敷いて寝てました。みんなが、いろんなもの、ベッド持ってきてくるわ、何でも持ってきてくれる。(状況が)よくなったら、ボランティアで加勢しに行かないと、と思っとってたけど」
断水が続く中、風呂は井戸水がでる近くの知り合いの家へ。長年の付き合いが津田さん夫婦の生活を支えています。
(津田さん)
「田舎はご飯なんかでも、(助け合って)ご飯炊いたなら、握り飯作って持って行ったりとかね。ほかの違う品物、果物とか、いろいろもらうでしょう。そしたら、分けて持って行く」

津田さんが生まれ育った自宅。妻と50年以上この場所で生活してきました。どれだけ辛い経験をしても、この場所に思い入れがあります。
(津田さん)
「やっぱここに住みたいと思う、あとは。いつになるか分からないけど、そういう希望は持っとかないと。もう無理だとか、建てられないというのなら、気合いが抜けて、どうしようもない」