
台風30号九州接近へ 熊本県では25日午後から26日にかけて警報級大雨のおそれ
2026年10月23日
25日午後から26日にかけて、台風30号が九州に接近する見込みです。7月の地震で被災した地域では、不安の声が聞かれます。
地震の被害を受け、ブルーシートで覆われた家屋が並ぶ熊本県宇城市。地震で瓦屋根が壊れたという住宅では、屋根に防水シートを設置していましたが、雨漏りが発覚。急いで対策をしています。

(記者)
「雨漏り用のバケツですか?」
(住民)
「一応、予防のために。用心のために。きょうは防水シートが(設置)されますから。2枚重ねになっている、でも漏ったということは、暑いからシートが…(傷んだか)それか、風でやられたか」
近づく台風に不安が募ります。
(住民)
「台風が強いから、ひょっとして防水シートがはがれる恐れがあるじゃないですか」

氷川町にある国登録有形文化財「まちつくり酒屋」。かつては、ひなまつりの会場などとして、地元の住民から愛された場所で、7月の地震では、かろうじて原型をとどめていましたが、先週、完全に倒壊してしまいました。

(古島隆一さん)
「瓦がこすれるような音、木が割れるミシミシとした音の間隔が短くなっていったので、動画を撮った1分後に崩れた。誰か、けが人が出たわけでもないし、隣の建物を傷つけたわけでもないし、そのまますっと崩れていったような感じ」
まちつくり酒屋は、11月中に解体予定でした。台風が近づく中、がれきはそのままとなっています。

熊本地方気象台によると、台風30号は、25日の午後から26日にかけて、県内へ接近する見込みで、大雨や土砂災害などに十分注意するよう呼びかけています。