
内密出産めぐり自民党PTが慈恵病院を視察「論点整理したい」松野元官房長官
2026年4月6日
出産後間もない女性の、10人に1人が発症するとも言われる「産後うつ」。その専門外来の現状を取材しました。
熊本市南区にある、熊本県立こころの医療センターは、県内の公立病院で唯一「産後うつ外来」を運営しています。

周産期の女性の心の病をケアする専門外来で、去年4月に開設されて以降1年間で、のべ262人、48人の患者が受診しています。
精神科・森並次朗医師
「実は周産期は、妊娠して赤ちゃんも生まれて、めでたい時期ではあるが、その一方で産後うつになったり、孤立した女性の出産とか、そういったことに苦しんでいる女性が多いというのが分かっています」
「憂鬱な気持ちになる」、「赤ちゃんをかわいいと思えない」などの軽度の情緒障害から、重度の精神疾患まで幅広い症例があり、入院を要するケースもありました。
診療を担当するのは、熊大病院から派遣されている精神科の森並次朗医師。

精神科・森並次朗医師
「産科からしたら、自殺や“うつ”は精神科の問題、精神科からしたら産婦人科にかかってるからそちらの問題でしょと、宙ぶらりんになっていた」
産後うつ外来のある医療機関は、全国でも数えるほどしかなく、今後は民間の医療機関とも連携し「産後うつ」への知識や理解の向上を図りたいとしています。
精神科・森並次朗医師
「ここだけでなく、最寄りの精神科で治療ができる。『周産期だから』と、特別視するのではなくて、周産期でも診察できる、受け入れてくれる病院が増えればいいなと思う」