
熊本市長選の大きな争点となっている市庁舎の建て替え事業について、6日、4回目の検証委員会が開かれました。
総事業費が最大1230億円に膨れ上がった市庁舎の建て替え問題をめぐり、事業の妥当性や市財政への影響を検証するための第三者委員会が開かれ、有識者らが議論を交わしました。

莫大な税金が動く事業の行方に市民の関心も高まっています。
(市民)
「建て替えの必要はあると思うんですけど、その規模とどこに重点を置くのか、もう少し、検討していただけたらと思います」
「自分も建設業で仕事しているんですけど、あれだけ費用が本当に上がってしまうのかと。わりと短期間の間に費用が倍増したりしていたので、市民に分かりやすく説明してもらいたい」
「市役所の建て替えの問題が今どうなっているのか。不安というか、関心はあるので、そこのところをもっと詳しく見たい」
市庁舎整備の問題は、投開票が15日に迫る熊本市長選挙で大きな争点のひとつとなり、詳細な説明を求める声も多く聞かれます。
熊本市はこれまで、現庁舎を耐震改修する案や新しく庁舎を建て替える案など6案を提示していました。
(塚原委員長)
「減築案を他の案と比較する合理性は見いだせない」

第三者委員会は、6案のうち、現庁舎を改修し、高さや重さを減らす減築だけでは十分な耐震性能は確保できないなどとして、比較対象から外し、残りの5案についての検証を進めるとしました。
(塚原委員長)
「次回以降は、事業費および財政の議論に進んでいく」
市民の関心が集まる事業費については、次回以降に議論することになりました。
熊本市長選の候補者は
市庁舎整備の問題をめぐって、熊本市長選に立候補している5人の考えです。

陳田奈美子候補「建て替えないことを前提に見直し」
大西一史候補「検証委員会の6日の議論踏まえ判断」
井坂隆寛候補「防災拠点機能を備えた中央区役所を整備」
古木浩一候補「建て替え反対」
岡和久候補「建て替え反対」













